君は僕の手を振り解いた
そして君は僕を置いていくんだ
その日から、世界に色がつくことは無かった
希望が光なのならば、絶望は闇
白く塗り潰したはずの空は、
(未だに光を忘れたまま)
泣き叫ぶくらいに好きだと思う
震える声が、震える指が、触れる熱が、
消えない声が、それでもまだ。
君の幸せなんか見たくない
不思議と涙は出なかった
枯れ果てた永遠の果て
絶望の色を知っているかい?