嘘吐き姫の戯れ
口から零れ出る幻
青の雨が泣いている
時計の針が15を指した
彼女が守りたかったもの
それは絶望の音に似ている
世界とあなたの狭間を探している
欲望に塗れた愚かしきなど
音を立てたのは夢の世界
行商人の不可思議な夢
隠された真実のため
首を切られた詩人
夢は終わるもの
いくつあったのだろうか
君は見つけられたかい?
彼女の真意は誰にも分からない
あの心は行方不明のまま
今日も一人、明日も一人