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愛していたと言うのですか
未だ見ぬ君を数え切れなくて
いつか解けて消えるまで
世界は僕らを愛さずに
響くまで、届くまで、何度でも歌う
私の恋はカフェオレに似ている
瞳の奥の熱に気付いたとき
シャボン玉の行先を知りたかった
愛の言葉は独り言の戯れ
人形劇は始まったばかり
君は僕だけの聖母(マリア)
あの夜を孕み続けている
私だけのヒーロー
たくさんの愛に一粒の哀を
この声はどこまでも
咆哮の意味を知っているか
私の旅と恋の行方
行方不明の恋愛事変
さようなら、私の恋心
嫌いだと泣く君の痛みが見つからない
嘘しか言わない唇
ねぇ、さよならは見えた?
声はきっと、いたいほど
投げ捨ててしまいたかったのに
恋ではないのと君は笑った
あの日、きみがぼくを終わらせた
その視線の先を知ってる
きみが泣かないことを願うよりも
「追伸:きみが好きです」
恋愛ミッドナイト
立ち尽くすその場所に
恋の致死量を教えてください
甘く溺れるように殺される
なんて甘美な響きだろう
ショートホープをあげる
こんな御伽話は嫌いですか
カーテン越しのラプソディ
もう一度、その手で壊して
君の熱は優しすぎるから
打ち砕くには遅すぎたんだ
まるで甘いコーヒーのよう
あの雨の降る夜が全てでした
愛欲インテルメッツォ
純粋な狂気は悪ではない
誰を想ってぼくを見るの
そんな瞳ならいらなかった
同性不純交遊
ふたりで夜に溶けようよ
くちどけは甘く切ない
ごめんねと、零した涙
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白百合は永遠に
野薔薇に一滴の愛を
いばらが守るもの
そうしてまた、この声を遠ざける
白と黒の境界線
未だ真実は闇の中
彼等を別つ運命
僕らは選ばれたんだ
そこが宇宙の果てならば
銀河を旅する
あの虹色の夢をもう一度
どこかへ飛び立ちたかったんだ
世界はその手に握られた
蒼に引く歪な白い線
笑顔をその手に抱き締めて
スクープ・ラブポップ
ラブアトミック・エナジー
メルトロジカル
故意は開かれるばかりで
君が歪と言うのなら、
それさえも、愛情
愛しさは苦味を増していく
恋に溺れていたのだ
君に溺死
世界は誰が教えるの
君を無くしたばかり
見えない、聞こえない、触れないよ
曲がりくねった道をゆく
創造に足らぬ未来
君の傷が癒えない
さあさあ、お手を拝借
ほうら、夢が見えるかい?
お先は真っ暗闇
猫の仮面は嘘を吐く
君が嘆く前に終わらせよう
こんな狂った世界の規律
僕と世界で踊ろうよ
拝啓、ワルツを愛した君
行方不知の恋心を探している
あの日の君が見つからない
たった一つの過ちを犯した瞬間
君へ、届くことのない手紙を
僕に嘘をくれないか
愛していなくてもよかったのに
世界はただ虚ろに揺蕩う
僕の声は聞こえない
尊く生きるのだ
君を世界ごと奪ってやる
僕のエトセトラ
黄昏に口付けを
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