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愛していなくてもよかったのに
最後の笑顔は未だ残像にさえ、
哀れむのは春
何度も唇だけで呟いた
月を捕まえないで
終着点はどこにもない
残像はそれでも目が眩む
嘘は鉄の味に似ている
恍惚を貪る天使
虚像は背徳を紡ぎ出す
哀れな子羊だと嘆いても
正直者の狼と嘘を食べる兎の話
白い花は枯れることを知らない
永遠は美しいですか?
君が奇跡を紡ぐまで
青い境界は未だ見えぬまま
そこが世界の最果て
僕の恋を殺してよ
私の愛を救ってよ
僕等は救われますか?
白い吐息は取り残された
迷子の冬に吹く風は
冷たい春に嘆く風
君の美しさを頂戴
一欠けらを食べることすら
パンが無くてもケーキは食べられない
無知は傲慢に似ている
あなただけが嘯いて
世界が壊れてしまう前に
あの日の約束は取り残されたまま
それは恋に似た、酷く歪な感情
私の真珠は歪んでしまったの
紅玉の瞳の涙を教えて
宝石を強請るルージュの唇
愛を強請るには安すぎた
彼女と言う名の遊戯
歌姫はローレライを歌う
恋は悲しいものですか?
あなただけの宝物
茨の鎖を解いたら
私の夢をあげるから
その吐息だけがほしい
情事よりも甘いカクテル
藍と紫の憂鬱
ふわりと甘美な毒牙
眼鏡と安息の約束
窓辺は今日も憂鬱で
図書館を征するのは君だ!
一人きりのプールの冷たさ
季節限定チェリーパイ
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私だけの白百合でいて
この恋が朝露に濡れるまで
恋色の花弁を捧ぐ
君に捧げる正義
僕らの夢、数多
それはいくつかの希望
君を包む光のその先
瓦礫の山に夢を見る
世界の音が聞こえますか
君の色を教えてよ
群青のパノラマ
青空の最果てまで
翡翠に濡れる瞳
僕が藻屑になる
君に続く100の歌
美しく彩るいくつかの言葉
それが世界を映す音
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